年末に向けて楽しい映画が目白押しですよね('-')

昨日は待望の『ブレード・ランナー 2049 (原題:BLADE RUNNER 2049)』観てきました。

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1982年に公開されたハリソン・フォード主演、リドリー・スコット監督作『ブレード・ランナー』
独特の世界観は後の映画やアニメに多大な影響を与え、雨・アジア感のある近未来・暗い色彩、シンセサイザーによるサウンド・・・こういう世界観の映画を観る度に"ブレード・ランナーっぽい”と言わせてしまう作品です。

試写版も含め5つのバージョンがある事や、様々な謎を残したまま終わる内容が観る人の見解を微妙に食い違わせ、ファン同士が熱く語り合うってのも”カルト・ムービー”と言われる所以でしょうね。

事ある毎に”続編”の話が出てはリドリー・スコットもハリソン・フォードも否定的だったりと”続編は無いな・・・あっても1作目を越えられない”と言われていただけに、35年後に続編を観れるとは思いませんでした!




公開直後なんでネタバレ無しで書いておきます('-')

既に公開されてたアメリカでは”批評家からは絶賛されるも興行収入は予想を下回ってる”と言われてたので、チョッピリ気になっていたんですが納得です。

思うに批評家の多くは”リアルタイム世代”で、オリジナルをどのタイミングで観てるかで受ける影響が違うのはしょうがないでしょう!

私も”リアルタイム世代”なんで当時受けた衝撃は計り知れなく、近未来SF映画を観る時は”ブレード・ランナー”を評価の基準に置く様な感じです。

そんな世代がコレ観たら、35年の熟成期間+1作目をリスペクトしつつ新しいエッセンスを加えたこの映画を絶賛するのは当たり前ですね😃


逆に”続編あるらしいからオリジナル見て行こう”って事で最近1作目を初めて観た人だと目新しさを感じる事も無く観ちゃうから差が出て当たり前って感じですね。
更にオリジナルを観ずに行ったらそれはもう・・・(´Д`;)


続編が放映される時”1作目を観なくても楽しめます”みたいな事が書かれるけど、コレに関しては間違ってます!

色々のバージョンあるから悩むでしょうけど、取り敢えず話の整合性が一番合ってる”ファイナル・カット版”だけでも観ておく事を強くオススメします。
(個人的には当時の思い出あるんで完全版が好きなんですけどね😃)

huluやdTV等、映画公開に合わせてファイナル・カット版が観れるようになってます。




あとは続編に合わせて制作された3本のショートムービーもオススメです。

1作目は『カウボーイビバップ』等の手掛けた渡辺信一郎監督による1作目から3年後の世界を描いた『ブレードランナー ブラックアウト 2022』(約15分)




次はブラックアウトから14年後の『2036:ネクサス・ドーン』(約8分)




最後は今回の2049年の1年前となる『2048:ノーウェア・トゥ・ラン』(約7分)




この3本を観ておけば、1作目では描かれてない劇中で会話やオープニングの話の真意が判ります。



内容は書かないけど、今回も一作目に負けないキャストの気合がビンビン伝わります。
ライアン・ゴズリングジャレッド・レトはモチロンだけど、キューバ出身のアナ・デ・アルマスは可愛いし、オランダ出身でモデルとしても活躍してるシルヴィア・フークスもカッコイイです(´∀`)


さて、次は来週公開の『マイティ・ソー・バトルロイヤル (原題:Thor: Ragnarok)』が楽しみ!!
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